
丁寧なコミュニケーションを重ね、自信を持って届けられる商品が完成しました
第2事業部 第2企画開発2T 兼 顧客体験デザイン部
平野 佳奈様

株式会社フェリシモ
「しあわせ社会学の確立と実践」を経営理念に、永続的なしあわせ社会を創造することを目指しています。毎月1回の定期便では「ともにしあわせになるしあわせ」を合い言葉に、オリジナル商品を中心とした、さまざまな商品を展開しています。
公式サイト : https://www.felissimo.co.jp/ ↗︎
会社情報 : FELISSIMO COMPANY ↗︎
今回は、株式会社フェリシモから発売されるタオルハンカチについて、企画開発を担当されている平野さんにお話を伺いました。
─ 弊社が制作させていただいた「ガラフル 毎日をふわりゆるりと暮らす 今治タオルハンカチの会」について、お話を聞かせてください。「ガラフル」とはどのようなコンセプトで展開しているのでしょうか?
ガラフルは、「店主のスミとチエが、自分たちの心ときめくものを集めた雑貨店」というコンセプトで展開しています。カラフルで楽しい柄が特徴的な、思わず集めたくなるような小さな雑貨をお届けしています。そして、自分へのちょっとしたご褒美や、プチギフトとしても使っていただけるよう、ちょうどいい価格帯というのもポイントです。
ガラフルの商品は均一価格にしているため、商品開発の際には制作費にも制限があります。まず、タオルハンカチという商材で、私たちが求める制作費の範囲内に収めていただけたのは、ほぼ奇跡のようなことだと思っています。
『Galafull[ガラフル]』は、小さな頃にお小遣いで駄菓子を買っていた気分でわくわくお買い物してもらえるよう、すべてがプチプライス。
思いに寄り添ってくれたから、実現できた世界観
─ タオルハンカチを制作する中で、どのような思いがありましたか?
ガラフルは、柄違いでコレクションするのも楽しんでいただきたいブランドです。ハンカチは毎日使うものですし、その日の気分に合わせて柄を選ぶのも一つの楽しみになると思います。デザインとしても可愛く、手に取るたびに気分が明るくなるような商品にしたい。そんな思いから、心がほっこりするイラストが魅力のイラストレーター・Maki Emuraさんにお願いすることになりました。
今回は、ハーフサイズのタオルにあわせて絵本のような世界観でイラストを描きおろしてくれたので、コレクションしたくなるアイテムに仕上がりました。Maki Emuraさん特有の、タッチの温かさをそのままハンカチタオルで表現したいと思っていたので、仕上がりに満足しています。
イラストには、ちょっとしたメッセージも添えています。ストレスも多い毎日ですから。ポケットからこのタオルハンカチを取り出すたびに、イラストとメッセージを目にして、ふっと肩の力を抜いてもらえたら…という思いも込めています
吸水性のよい今治タオルに、ふわっと気持ちがほどけるイラストとメッセージが魅力。現在は、第1弾の6柄(上)、第2弾6柄(下)を展開。
糸の染色の都合上、6柄を制作するために8色の糸を使用することになりました。
まずはサンプルの糸を見ながら、タオル地の仕上がりを想像し、8色を選定しました。糸から布地を想像するというのは、なかなか難しい課題ではありました。
また、この8色で、どのように柄のバリエーションを出すか…ということには悩みました。この点に関しては、イラストレーターさんとも綿密に相談しながら柄を考案し、印象の違う6柄を展開できたと思います。
デザインシュミレーションで想像はしていましたが、実際の仕上がりを見ると、イメージ通りで感動しました。
─ 扱いやすい「ハーフサイズ」という点にも、こだわりがあるそうですね?
通常のタオルハンカチだと、4つ折りにしてポケットやバッグに入れるとどうしてもかさばってしまうと思います。
ポケットにすっぽりとおさまるハーフサイズは、持ち歩きにも最適だと思います。しっかりと厚みのあるタオル地ですから、吸収力があり安心できます。
このサイズだからこそ表現できるイラストで、タオルハンカチという商材の魅力を最大限に活かすことができたと思っています。
イラストの温かみと、今治タオルという価値のある素材の相乗効果で、ガラフルの世界観にもピッタリだと感じています。

「ポケットに忍ばせて、ちょっとしたお守りのように持ち歩いてほしい」と平野さん

─ 今回は、タオル制作の現場である老舗今治タオルメーカーの工場も見学していただきました。どのような印象でしたか?
社内で企画やデザインに携わっていると、サンプルやデザインシュミレーションを見る機会は多いのですが、実際に商品を作っている現場を見る機会は少ないものです。今回、このような機会をいただき、工場を見学できたのは貴重な経験になりました。
どのようにして、糸が染められているのか、タオル地が織られていくのか…という現場を目にして、驚きもたくさんありました。普段の企画開発では、どうしても条件や制作期間、金額などの話がメインになってしまうのですが、その向こうにある、制作の現場についても理解できるようになったと思います。

老舗今治タオルメーカーの工場を見学
今回のタオルハンカチの制作でも、企画段階では、デザインや糸の色など、さまざまな制約がありましたが、実際に工場を訪れたことで、それがどのような事情で生まれる制約なのかが分かりました。いづみ企画さんからいただいたアイディアも、染色や織りなどの多くの制約の中から提案していただいたものだということが理解できました。
私自身、布モノの企画を立てるときには、これまでよりもアイディアが出しやすくなったと思います

原綿から糸を作る紡績作業場

経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を交差させて織り上げる製織作業
理想通りの仕上がりは、丁寧な連携があったから
─ 実際に出来上がった商品を手にしたときは、どのような気持ちでしたか?
商品のコンセプトは「手も心もふんわりと包み込むハンカチ」です。まさに、その通りの仕上がりで感動しました。
企画段階のイメージと、実際の仕上がりの差がほとんどなく、理想通りの商品ができたのは、いづみ企画さんとの密な連携があったからだと思います。モノづくりに関する積み上げられた知見があるからこそ、的確な提案やアドバイスをいただけたので助かりました。
おかげで、自信をもって世の中に送り出せるアイテムに仕上がりました。
この商品を手にした方たちには、ちょっとした時にタオルハンカチを眺めて、ほっと一息つく時間も提供したいと考えています。
また、気を張らないギフトとしても活用していただきたいですね。

老舗今治タオルメーカーのショールームにて
─ 本日は貴重なお時間を有難うございました。
※2026年6月取材時の内容になります。
バスタオル代わりに使える、長さ100cmのロングタオル
使うたびに心地よく、長く愛用いただけるノベルティタオルをつくりました。
ノベルティとタオル、それぞれのプロが共同企画した最高品質の今治タオル iro-oriori (イロオリオリ)。
OTHER WORKS
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